◎息継ぎの少ないクロール
↑で,泳いでいるような気分です。
花博も折り返しターンを過ぎて,残り八十数日,ゴールは確実に見えています。
しかしキツイ。
7月に入ってからの,鍋の底のような会場の暑さ,に加え
営業時間延長,めっきり減った入場者。
悪条件が重なっているため,自分を含め,スタッフのモチベーションの
維持が難しい。
そして,最初のころは「仕事できない人」が問題だったのが,
最近はむしろ「仕事できる人」の方が問題です。
ごくごく,一部の人のケースですが
・ケース1
「仕事できる人」から,こちらへの要求が増加
→私,全部は聞いてられない
→できる人,不満たらたら
→できる人,明らかに仕事の質が下がる
→私,注意する
→関係悪化して悪循環
・ケース2
できる人,周りへの影響力を持つようになって
(あるいは持ちたくて),私や事務局スタッフへの不満を散らす
→スタッフ全体に上への不信感が募る
→スタッフから文句が増える
→スタッフ,モチベーション下がる
→私,まいる
5月に辞めてもらった人は,まさしくケース2になりかけでした。
あまりにあることないこと(ないこと90%)言うので,
どうしようもなく,現場から去ってもらいました。
もちろん,まったくの独断ではなくパビリオンの事務局の方と相談し,
いろいろなスタッフから裏を取って,一週間考えた結果のことでした
うまく抑えることができなかったのは,それはもう私の力不足ですが,
それにしても,そのことについて会社サイド(それも花博にまったく
タッチしてない先輩)からきつめに説教されたことは,
もぉー意欲50%減,うす塩,でした。
そのこと(4行上のこと)と同じような状況が最近あって,
もぉぉー相当な%減,当社比,でした。
なにしろスタッフから直接社長に電話して,私への不満を
ぶちまけてるから効き目抜群です。(直接私に言えばいいのに。。)
そういう時に信頼されているかどうかが出るんだと思います。
で,まあ信頼がなかったと。
現場にいない人からとやかく言われると,腹が立つ前に本当に,
意欲がひゅるひゅるとしぼみますね。
自分含めた運営スタッフに対して
クライアントである,館のディレクターからのクレームは
なきに等しいんです。これは自信もって言えます。
なのに,どうも身内で足を引っ張り合ってるような気がしてならない。
難しいもんです。
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コメント
最近の流行にコーチングというのがあります。
・「『頑張りすぎる人』が会社をダメにする」(日本経済新聞社)
・「『ほめる』技術」(日本実業出版社)
など、最近読んだ中では面白かったです。
気が楽になるかも。ですよ。
(メアドは%%の間は不要です。念のため。)
投稿: 鍋 | 2004年7月23日 09時41分
なにをやってもきつい仕事が減るわけではないけれど、雰囲気で能率は大きく変わります。
立場は下なのに自分より仕事ができる人がいるとしたら、取り入れるかどうかはとりあえず別にして、積極的に意見を聞きに行くようにすればいいんじゃないかなぁ。
始めはひらたが苦労するだろうけど、雰囲気がよくなってきたら結果的には楽になるのでは。
そう思いました。
鍋氏の紹介している系統の本を読むことをオススメする。強く。
投稿: hig | 2004年7月23日 10時30分