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2007年1月19日

悲しくないのに涙が出ちゃう(入院記・上)

・先の記事で言ってた入院は予定より一日伸びて、18日無事退院しました。
 入院中の話を少し。

・12日受けた手術は、鼻の奥(副鼻腔)にある炎症やポリープを
 取り除くというもの。

・手術中は、鼻の奥(副鼻腔)へ内視鏡やら鉗子やらが突っ込まれて
 「じょきじょき」「ばきっばきっ」「めきめき
 といった擬音でしか表現できない音が、ずっと頭の中で響いていた。
 
・ジャマになる薄い仕切りの骨を割って取り除くから
 そんな音がするらしい。
 
・麻酔なしの手術というのは、
 「ああ、やられてる」
 「え、そんなにも?そんなにいっちゃう?」
 「お、ごっそり取れた?」
 などと自分の中(文字通り)で何が起きてるか、
 なんとなく把握できるのがいい。

・余計な突起と堆積物を撤去して、ダムの出水を防ぐために
 ガーゼを4枚ほどぎゅうぎゅうに詰める。
 2時間わたる大工事だった。ただし規模は3センチ四方ぐらい。

・手術後は、気分もよく普通に昼飯も夜飯も食って、
 TV見てられるぐらい元気であった。
 
・ガーゼが詰まったところからは血がデロデロにじみ
 出てくるけど、それほどの量ではない。
 
・それより、左目からの涙がだらだらと出てくる。
 目の下の空間にガーゼがぎゅうぎゅうに詰まって
 膨張しているので、涙腺を圧迫して勝手に出るらしい。
 
・何をしてても出る。
 飯食ってても出る。「笑っていいとも」見てても出る。
 あろうことか「探偵ナイトスクープ」の小枝探偵の
 VTRを見てても出る。まぁいいや。
 
・その日は早めに就寝。
 なんにせよ病院は10時には消灯なのだ。
 
・が、問題はその日の夜であった。
 (つづく)

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コメント

鼻炎の手術をしたのですね!お疲れ様でした
私も3月に手術する予定なので、レビューの続きを楽しみにしています。

投稿: 鍋 | 2007年1月21日 14時02分

入院してたんかいな。けど人生に1回は入院してみるのもいいもんだろ?と書きながら、9年前の入院生活を思い出したり…。
先日ちくさにスキーしに行きました。10年ぶりやったけどそれなりに滑れました。その後板と靴買いました。免許全部取ったから、これからはスキー三昧かな?
まぁそんなんで。

投稿: ゆうや | 2007年1月23日 20時58分

>ナベ様
えー、手術そのものより手術後はくれぐれも
お気をつけください。

>ユウヤ様
スキーって、高校の修学旅行以来ちゃうか?

俺も春にはまた行きたいけど今年は雪が少ないからつらいな。
こないだ、ちくさ高原のかなり微妙なCMを
はじめて見たよ…。指定管理者制度の弊害やな。

投稿: ひらたい | 2007年1月26日 17時51分

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