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2007年2月 3日

なんじゃこりゃー(入院記・下)

(先の記事の続きです)
(生々しい話ですのでご注意を)

・三途の川が見えたとか、
 数メートル上空から自分を見ていたとか、
 天使がラッパを吹きながら降りてきて「そろそろいこうか?」と、
 そのようなことは一切なく
 処置室に入ってほどなくして、執刀した先生が到着する。

・まだいける、よゆう、立てるわクララ、クララのいくじなし!
 と自分を励ましつつ椅子に座る。
 まずは消毒用の薬剤を噴射される。
 これがいつやられても喉に来てオエッとなる。
 
・患部(鼻の奥、目の下の副鼻腔)に入っているガーゼを抜く。
 これがまた万国旗のようにするすると出てくる
 すごい技術だ。どういう仕組みですか。合計4枚。

・患部をチェックしたあと、ガーゼを詰めなおす。
 ぎゅうぎゅう、めきめき、と手術のときと同じ音がする。
 処置終了。

・「鼻はかまないように」と念押しされる
 したくてももう怖くて出来ません。

・2時半ごろ病室に戻る。
 記憶があいまいだけどとにかく寝たのだろう。

・手術翌日、2007年1月13日。
 気持ち悪くて朝飯が食べられない。

・気持ち悪さ+頭痛+息が苦しい、という3重苦で
 最悪の状況で朝を迎えた。
 手術後、余裕かましてた自分がまったくうらめしい。

・朝、新しい点滴入れると共に
 「血がたくさん出たので、大丈夫か調べるために」
 注射器で血を取られる。あああー。
 気分的にはもう血がカラカラの状態なのに。
 (結果は十分足りてるとのことだった。血の気が多かったらしい)

・息苦しさの原因は言うまでもなく、鼻が両方詰まっている
 ことである。もう逆らいません。
 頭痛はオロロックスという鎮痛剤を飲めば何とか収まった。
 気持ち悪さの原因は、ゲボを吐いてみて始めてわかった。
 
・喉に流れてくる自分の血を出し切れず、大量に飲んでいる
 のである。あーやだやだ。

・こういうときは、覚悟を決めて全部出すしかないと思い。
 洗面所に向かう。始めてですよ。血を吐くなんて。
 もともと自分のものなのにおとなしく栄養になってくれない。

・洗面所とお友達になって、古い血を徹底的に吐く。
 んなんじゃこりゃーっ!感じです。
 ここはどこだ、3次会のシダックスのトイレか。

・そのあとはひたすらずっとうつ伏せで絶えるのみである。
 防御の姿勢。
 喉に流れてくる血を防ぎ排出、なおかつ呼吸を楽に。

・といっても見た感じは、ダウンした曙みたいな感じ。

・その日は土曜日で伯母に加えて、兄夫婦と弟、妹が
 よりにもよって全員でお見舞いに来た。

・私何もできません。このままの姿勢でお送りしますが、
 よろしいでしょうか?
 

・この日1日耐えて、何とか晩には食事できるまで
 回復した。鼻から垂れてくる薄い血と鼻汁は結局
 退院するまで止まらなかったので慣れた

・その翌日14日、朝飯を取っていると
 「ああ!ヒラタさんが起きてる!普通になってる!」
 と看護士さんに驚かれた。
 「若いね」と年増の看護士さんに言われた。

・残りの入院生活、は特に語ることないので
 以下入院中にとっていたメモより抜粋。

・(15日)
 朝、点滴の管がやっと取れる。
 自力でB1まで新聞を買いにいく。歩けてすばらしい。
 シャワー16:00からのはずがおじいさんに待たされる。
 夜行快速の車内のようにしゃがんで待つ。
 夜苦しい。詰め物が取れん。

・(16日)
 まだ鎮痛剤が手放せん。今度は歯がぎしぎしいたむ。
 どうしてこう次々と敵があらわれるのか。
 飯がうまくなった!
 午後ガーゼが取れた!
 伯母が来る。そんなに大福食べ切れん。
 部屋に二人おじさんが増える。せっかく快適だったのに。    

・(17日)
 微熱続く。暇すぎて疲れた。入院して疲れてどうする。
 
・(18日)
 午前で退院。退院日はすることがない上、ほったらかし。
 清算してタクシーで帰る。

・以上。 
 もーいや、もー血は見ない。血を見るようなことをしない。
 さぁ働くぞ働くぞ。(2月5日より)

・治った、大丈夫と思ったときが危険。
 気をつけよう。

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コメント

ミイラ作る工程を思い出しました。
鼻って収納力があるんだー。

ともかく、お大事にしてくださいね。

投稿: こみー | 2007年2月 4日 03時06分

目の下と、眉間の辺りに
鼻につながっている空洞があるそうです。

入院できるだけ幸せでしたよ。
よいインターバルになった。

投稿: ひらたい | 2007年2月 5日 12時57分

男性の方が血が苦手というのは本当?

しかし大変やったね。無事生還おめでとう!
ちなみに玉吉は有名じゃないと思う。
(アフタヌーン久しく買ってないけどまだ載ってるんかな?)

投稿: ぽん | 2007年2月 5日 23時30分

苦手ですよ。病院のベット以外の場所で、もしあんな確変大出血をしたらとても正気ではいられないと思うな。
書いた部分が大げさすぎたね。特別貧血になることもなく、1日入院が伸びただけだったから。

それにしてもネタ(ブログの)がないなぁ。こんなのを書いてしまうと、何が起きてもたいしたことがないと思えてしまいそう。ほんとに普通の日記を書こうかな。

玉吉さん・・・やっぱりそうか。
アフタヌーンの連載は3年ほど前に突如休載になってそのままほったらかし、再開してないよ。ビームの連載も先月終わったし・・・今マンガの連載として見れるのは、四コマだけかな。

投稿: ひらたい | 2007年2月 7日 22時47分

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