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2008年3月11日

[日誌]近況と桜と抹茶のケーキ

・3月。

・就職活動中とはいえたくさんのスケジュールで
 埋まっているわけでもなく、暇です。果てなく暇です。
 果てしなく広がる荒野が暇です。

・一度徹底的にインドア生活してみようと思い、録りためていた
 テレビ番組、読みたかった小説、マンガやゲームやなんかを
 まとめて見て・読んで・やってっていう生活をしていました。

・けど3日で飽きた。

・さあどうしよう。出かけるか。いよいよお遍路か。

・そんな中で、読んだ本や最近気になることをまとめて
 書き残しておきたいと思います。  


・東京奇譚集 村上春樹(新潮文庫)

東京奇譚集 (新潮文庫 む 5-26)

 言わずもがなの春樹さん。短編集でしかも文庫本です。「ハナタレ・ベイ」という話が良かったです。静かに始まって、一瞬ハッとさせられて、また静かに終わるような、そういう話で好きです。それとは逆に「品川猿」という話、途中である猿がペラペラしゃべりだすんですが、なんだか登ってきた梯子を途中で外されたような気分になりました。春樹さんの小説では当然そういうこと多いかと思うんですが、そのたびよく分からないまま話が終わったように感じて、なんかすっきりしない。自分だけかな。

・いまだ下山せず! 泉康子(宝島社文庫)

いまだ下山せず! (宝島社文庫)

 いわゆる「山岳遭難もの」なんですが、筆者=遭難者でないんです。遭難した仲間の「遺体を探す」というもの。冬から春・夏にわたる捜索活動がものすごく丁寧に書かれているノンフィクションです。こういうの大好き。遭難した一行はどういう経路を辿ったのか、どこでビバークしてどこで倒れたのか、その日登っていた人にヒアリングして、会議で捜索方針を決めて、そういう推理過程が凄い。燃えます。

・神々の食 池澤夏樹(文春文庫)

神々の食 (文春文庫)

 池澤さんは芥川賞作家。教科書の「恐竜のディッピー」の話を読んだことある人は多いかもしれません。でも自分としてはコラムやエッセイのほうが好きでずっと昔から読んでます。この本は飛行機の機内誌の連載をまとめたもので、沖縄の「食」が鮮やかな写真と短めの文章で紹介されます。紅芋とかイラブー、ゴーヤーとかアイスクリン、黒紫米、オリオンビール等々、紹介されている食べ物はもちろん魅力的なんですが、文章がすごい。限られた文字数で、沖縄紹介のためのコラムである条件を満たした上でこれだけ瑞々しい文章が書ける人を知りません。まとまった文を書くときの手本にしています。

・『運転』―アシモからジャンボジェットまで
 下野康史 集英社文庫

「運転」―アシモからジャンボジェットまで (集英社文庫)

 タイトルの通り、「運転」できるさまざまなものを取材して、できるものは実際運転してレポートしている本です。車雑誌の連載をまとめたもの。個人的には、「国内唯一の自家用高速道路」を走っている「長大トレーラの運転」だとか、「胃カメラの運転」「雪上車の運転」に燃えました。(またかい)

・B型自分の説明書 Jamais Jamais(文芸社)

B型自分の説明書

 度々本屋で見かけて立ち読みした上に、ある人のミクシィ日記でオススメされていて、あまりにも気になるので買っちまった。このブログを読んでいるような方々はご存知かと思いますが、自分はまごうことなきB型でありB型っぽい人間でございます。内容は書いたら長くなるのでこれについては別エントリにします。

・100文字レシピ 川津幸子(新潮文庫)

100文字レシピ (新潮文庫)

 何年かぶりに料理熱が再燃。これ読んでると作りたくてたまらなくなる。「豚肉のしょうが焼」とか。うわー。それにしても100文字って本当に短い、200文字でいいじゃんって思うけど「200文字レシピ」じゃなんかインパクトにかけるんだろうなぁ。
 筆者のコラムで「料理は技術です」っていう文章があって、「食べる人を思いやる『愛情』は確かに必要ですが、その思いを相手に伝えるには『技術』が不可欠。これがあって初めて(・・・後略)」とある。どこかで聞いたような話だなぁと思ったら、大学の研究室のときによく聞いたことと同じだ。「教育は技術です」っていうこと。

・しかしまぁ、文庫本ばっかじゃないか。。
 

・次、マンガ。

・神戸在住 木村紺(講談社)

神戸在住 10 (10) (アフタヌーンKC)

 もうね、これはもっと読まれるべきマンガです。というかお願いします読んでください。自分が兵庫出身だからって言うのは興味を持つきっかけにはなったけど、これの面白さはまた別。一年以上前に完結した話なんですが、最近やっと最終巻が出ました。
 主人公は東京から引っ越してきて神戸の大学に通うことになった女子大生です。かといって恋愛の話はほぼなしで、かといってお笑いの話でもないです。友人だとか家族だとかゼミだとかの淡々と描かれています。なんつうか中途半端で煮え切らないような話が続きます。だがそれがいい。いいんです。説明しづらいです。7巻から10巻の流れがオススメ。7巻泣ける。OGV。

・GIANT KILLNG 網本将也/ツジトモ(講談社)

GIANT KILLING 1 (1) (モーニングKC)

 モーニングで連載中のマンガ。上に同じ、もっと注目されるべき。(もうされてる?)サッカーマンガなんだけど、主人公がJリーグの監督っていうありそうでなかった話です。1巻の監督就任から4巻のリーグ5連敗まで、まちがいなくオモロイ。だがこの先、サッカーの長いシーズンでどうやって話を圧縮したうえでハラハラ感を持続させるのか?それだけ不安。


・その他。

FC岐阜

 これもサッカーですが、今年からJ2に昇格したチーム。自分が岐阜に居た2005年には東海2部リーグ、2006年静岡でサッカー関連の仕事をしていた時は東海1部リーグ(そのころ知った)、去年はJFL。で、今年がもうJリーグですよ。トントン拍子過ぎます。岐阜県民総力の応援があったとはいえ、草津や熊本みたいな「特例」もなしで、県リーグ(2001年)からJまで登りつめたチームって他にあるんでしょうか?このチームがもし活躍するようなら他のJリーグ志望チームもグッと力が入ってえらい争いになるでしょうね。今J1が18チーム、J2が15チームですが、J2を20チームまで増やすと仮定したら後入れるのは5チーム。Jリーグを目指すことを標榜しているチームはJFLや全国の地域リーグにに十数チームあります。燃える。(燃えすぎ)

ブラスト2:MIX

 ブラスト未体験なので一度は行ってみたい。ただA席9500円とかっていうお値段が失業中の自分にはお痛い。

桜と抹茶のケーキ

 ある人のミクシィの日記で、
「彼女から手作りのケーキプレゼントされたよ!すっげー手が込んでるし!超幸せ!」

コメント「ああ、それ無印良品の手作りキットのやつだよね」

「・・・・エエエエエエエエエエエエ(略)えーーー」

そのしばらく後、彼女にフラれる

そのマイミクの人、
「何とか励ましたいなぁ」

「そうだ!手作りのケーキをプレゼントしよう!

無印良品のな!

手渡す

「値下げされてて399円だったよ!どっちが美味しい?」

「・・・」

というような話が、ある人の日記とそのマイミクの人の日記の間で展開されていて、ものすご面白かったです。ありがとうございます。

で、無印良品に寄った時に見てみたら。

080309_cake_2

ほんとに399円です。笑った。
よほど買って作ったろうかと思った。
けどオーブンがなくて断念でした(´・ω・`)

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コメント

それ俺の面白い桜と抹茶のケーキ!

投稿: あのころ | 2008年3月11日 07時17分

晴読雨読の毎日ですね~羨ましい。

「桜と抹茶のケーキ」、しみじみといい話ですね。僕も焼いてみようかしら

投稿: ごうわん | 2008年3月11日 12時10分

「東京奇譚集」おもしろかったですね。
表紙の絵もよろしく~ENOKI~

投稿: eno | 2008年3月12日 00時51分

ブラスト!!
損はさせん 左遷よ

投稿: am | 2008年3月12日 00時54分

>あのころさん
商標登録してください。
なんというか、心温まる企画でした。

>ごうわんさん
いやー、耕すほうがない気がしますがそんな毎日です。ケーキはじゃあ、ホワイトデーのプレゼントに焼いてみよう!

>enoさん
ぬぁ!まさかの装画ご本人。ありがとうございます。すみません、本屋のカバーつけてました!すぐに剥がしてじっくり鑑賞させていただきます。

>am
ガンダムですか?
西宮で公演があるので行くかどうか迷ってます。

投稿: ひらたい | 2008年3月12日 01時37分

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