[おおぎり] OFGR-F(補完版)
12月27日(土)に東京まで観戦に行った「オフ喜利F」について。
おそらく、オフ喜利関係者及び観戦したことある人しかわからない内容です。長いです。ごめんなさい。
先に確認しとくけど、今回も面白かったからね!
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昼13時過ぎ、あのころさんと新大阪駅で合流して新宿に向けて出発。あのころさんは昨晩ほとんど眠れなかったらしい。遠足かよ!
品川駅につくまで「これからの大喜利界について」会議をするとか言いながら、話は自分が最近彼女にふられた話題とあのころさんの彼女の話題がほとんどだった。とりあえずあのころさんと電話する機会があれば出るとき「もっしょ~」って言うといいですよ。
17時前には現地に着き、開場まで待つ。途中、週刊アスキーのWEB0.2担当編集のお二人が現れたのでご挨拶。
そしてごうわんさんと合流。開場してすぐ3人でロフトプラスワンの座敷席に陣取る。この3人が結局、「WEB0.2」コミュから週アス本誌への回答転載数の1位~3位(1・ごうわん、2・あのころ、3・ひらたい、あと同率3位でギャラ☆さん)なわけで、「お前らどんだけ好きやねん」言われてもしょうがない。
恒例の出演者への差し入れを渡して、開演を待つ。差し入れ渡す時もあのころさんは「なんか恥ずかしいから渡してきてよ」って、乙女かよ!
そして定刻の19:00、開演。
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以下、印象に残ったことを書いときます。
最初のVTR。「富士そば」でソバを食ってる代表松本さんを
「オフ喜利Fの『F』ってどういう意味ですか!」
「もしかしてファイナルのFなんじゃないですか?」と
カメラマン(原宿さん)が問い詰める。
ファイナルですと断言した代表に対して、
「もう富士そばの『F』でいいじゃないですか。富士そばおいしいし。」と言うカメラマン。それに代表が一瞬納得しかける流れが面白かった。
「富士そばは確かにおいしいですけど…いやいや」って。
出演者紹介のVTRも、今回はナレーションが入ってまた演出が強化していた。
出演者にも「Fって何でしょうね」と尋ねて、
「ファイナルフード?…冬越せねぇじゃん!」 と答える岩倉さん。
「マクロスF」について語り出すゴトウさん。
無職の「無」は無限の「無」だ!、と熱く語る原宿さん。
ナルシスト風に合わせ鏡(手鏡とCDの裏だけど)でかっこつける(三村改め)岩田さん。
そのマネをして全力でふざける犬ヨさん。危ない画になってた。
今回もキャラづけが過剰にはっきりしてていいなぁと思った。
初出場組(オモコロ組)のVTRは、地獄のミサワさんが「赤塚イズムを受け継ぐ漫画家、だけどブリーフ着用でポップコーンこぼす」、加藤さんが「全裸がデフォの人」、相沢さんが「業界人」、極端に書くとそういうイメージでした。この3人は煽りVTRの内容もあってむやみにハードルが上がってたような気がします。特に加藤さん・相沢さんは「俺普段全裸だからこういう回答!」「業界人だからこういう回答!」ってのが特別なくて、出しづらかった模様。でも回答のレベルはさすが高かった。
そんな中でも地獄のミサワさんは、決勝には残らなかったものの印象が強烈だった。いい意味でも悪い意味でも一人だけ空気が違う。この人がA組だったんだけど、この人のおかげで空気が緩んだとも言えるし、この人のせいで変な空気になったとも言える。例えると「クラスで一番授業中にうるさい子」とでも言いましょうか・・・。「USAって何の略?」というお題で「アメリカは・・・」っていきなり書いてたり、アフレコ大喜利でセリフを一切言わずに「フフーン?フフフーン?」だけで乗り切ったりと、面白かった。次回以降も見たいなぁ。あと関係ないけど、休憩時間のとき隣のテーブルに座ってたオモコロ関係者の方の足を思い切り踏んだのでごめんなさい。
煽りVTRで損したといえば(松岡改め)上田さん。前回なかった「高学歴」というキャラをつけられて「完全に嫌なやつじゃん!」という状態で挑んで苦戦。それよりも急激なヤツれっぷりが気になります。この半年で何があったんだろう?
その相方の岩田さんは声の張り方がすっかり芸人になってた。「ズッキーニ、よけろーっ!」とかエエ声で。予戦ではイケメンなのに、決勝になるとヘタレ扱いになるのはなぜなんだろう。あと相変わらずジョジョネタ多い。
こうして印象を書いてみると、オフ喜利って大喜利そのものだけじゃなくてキャラクター込みで楽しむのがいいのかなぁと思う。もちろん回答のレベルの高さがあってこそだけど。
で、回答のほうで印象に残ったものを挙げときます。ある程度メモしようとしてたんだけど、笑いながらなので全然無理。一字一句正しく記憶できてないのでご了承下さい・・・。
お題:かっこいい遅刻の言い訳を考えてください
「電車が送れてティー」 (加藤)
お題:実写版「ドラゴンボールZ」にある原作との違い
「かーはーっ!」 (?)
「ズッキーニ、よけろーっ!」 (岩田)
お題:2ちゃんねる「赤ちゃん板」にありそうなスレッド名
「パンパースwww」 (原宿)
お題:「おじいちゃん、お口くさーい」よりもショックな孫からの一言
「おじいちゃんのDNA、いらなーい」 (?)
お題:こんなものにこんな注意書きはいらない
「マイケルジャクソンに『子供の手の届かないところに置いてください』」 (岩倉)
お題:「世界征服カルタ」の「と」
「栃木はいただいたぞ!」 (館長)
「トキメキ☆テロリズム」 (ゴトウ)
「徒歩」 (岩倉)
お題:♪犬は喜び 庭駆け回り ( )
「♪世界はゆっくり閉じていく」 (原宿)
「♪空の青さに泣けてくる」 (原宿)
「♪Dog is running in the gurden.」 (?)
お題:ラブホテルに始めて行く人に、ウソのアドバイスをしてください
「まずは正義の門」 (ヤスノリ)
「登山に近い格好でね」 (?)
お題:入社試験の途中辞めようと思った会社の面接
「面接官が、人、人、魚、人(絵)」 (ヤスノリ)
「履歴書をペロペロ舐めてる」 (ゴトウ)
お題:パソコン教室から帰ってきたおじいちゃんの一言
「<strong>めしはまだか</strong>」 (原宿)
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決勝に残ったのは、ヤスノリ・ゴトウ・岩田・館長・岩倉・原宿の6人。歴代優勝者を4人も含む厳しい争いを勝ち抜き優勝したのは、館長さん。
上ではあまり挙げてないけど、手数、回答の質ともに安定したその実力を発揮していた。特にスピードがすごい。アフレコ大喜利での反応が(お題の映像が流れてから)数秒、驚くほど早かった。その一発目の回答で「目隠しして寿司を握れるホテトル嬢」という設定を持ってきて「抜くのはワサビだけでいいかしら」というセリフを言う回答。かなりの下ネタなのに会場が沸いた。ちょっと誰にもマネできないなぁ、っていうのを見せ付けられたように思う。
あと、優勝決定の後のコメントで「次はやっぱりチョリ蔵と戦った上で完全優勝をしたい」と、今回欠場のチョリ蔵さんについて触れていたのには感動した。
今回のオフ喜利は、最初のVTRで「ほんとにFINALかもしれない」という疑念が観客に生まれたこともあって、妙にフワフワした空気だったように思う。でも個人的には緊張感あふれていた前回と違った方向で面白かった。大喜利の回答による対決のほかに、「キャラの対決」の要素が入り込んできたように感じた。
その要因として、館長の本気、初出場組、その他にゴトウさん・岩倉さんの存在が大きかった思う。「ハードコアな下ネタ&アニオタ」と「大食い」というキャラを最後まで貫いた上で、質の高い回答を出し続けていた。並大抵のことじゃないです。
岩倉さんの、大喜利が終わった後も白飯を手放さない姿勢には感動した(単に腹が減っただけなのか)。ゴトウさんは決勝で存分に下ネタ回答(ここにはかけない)を連発してくれたし、最後、代表と司会の麻草さんとのやりとりで「じゃあ次はオフ喜利Rで・・・」という言葉が出たとたんにすかさず、「ちなみにセーラームーンRのRは…」と割り込んでいったのが最高。もう名人芸。
事前にいろいろ憶測を呼んでいた「オフ喜利F」の「F」については、代表自身が決勝前のVTRで「Future」の「F」であると述べていたので、そういうことなんでしょう。要するに、未来に向け、新しい形に生まれ変わります、という意味。そう受け止めました。
「テキストサイト管理人はオフラインでも面白いのか?を検証する大喜利イベント」というコンセプトを持っていたオフ喜利が、その範疇を「テキストサイト管理人」に限定せず広いジャンルから参加者を集める、新しいイベントに生まれ変わろうとしている。VTRではそこまで言及されていました。
てっきり「オフ喜利Fの『F』って何の略?」というお題が決勝の最後に出るのかと予想してたけどハズれた。最後に意気込みを述べた代表はものすごくフワフワしてたけど、「ForeverのF」「不滅のF」という頼もしい言葉も聞けたので期待したいと思う。でも無理はしないでほしい、どうか皆さん体は大切に。あと、えらそうに書いてごめんなさい。
今回もありがとう、オフ喜利ありがとう!
追記:決勝戦の客席審査で、ごうわん・あのころ・ひらたいの投票した人が3人一致してたのは面白かった。やっぱり趣向が似た人の集まりなのか。
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