カテゴリー「i.浜名湖花博業務日誌2004」の18件の記事

2004年10月 1日

◎花博3大がっかり

 今さらながらですが,花博の役にたつ(のか)情報を書きます。

花博は「意外に楽しい」とか「意外とすごい」などの評価を
よく聞きます。それだけ期待されていなかったんでしょうが,
意外性をもったイベントでした。

逆に,ウリとして大きく宣伝していたのに,
なんだこりゃというのがあって,その代表を3つ。

①KANSAI SUPER GARDEN

「山本寛斎がプロデュースした,
 光と水のスーパーエンターティンメントガーデン!」
のはずだったんですが,実際行って見ると

狭い!短い!そしてとにかくしょぼい!

簡単に言うと,造花の間から水がジャボジャボ出て
ちかちか照明が光ってる
建物です。
とにかく通り抜けるだけなら一瞬なので,いってその
しょぼさを楽しむのもよいかと思いますが
,お客さんが並んでいるときには入場をお勧めしません

②フローラムーバー

時速五キロって何だよ!歩いた方が早いよ!
なんで乗り場が入り口ゲート前と園内一番奥にしかないのかよ!
真ん中で乗りたい人はどうすんだよ!微妙だよ!

③青いバラ

青くねぇー!
お客さんに聞かれても「白っぽい青色といいましょうか・・・」という微妙な案内しか
できません!


えー,言いたい事は,
これら3つのがっかりを楽しまれにいくのも結構ですが,
それよりうち(国際花の交流館)に来てください。

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◎あと10日。

 花博閉幕まで,あと10日。

えー!

びっくりです。ろくに日誌も書かないまま終わってしまう。

チケットがある人はお早めに,そして土日祝日は昼間ダダ混みなので,
なんとかして平日に来られることをお勧めします。
あるいは,この先土日祝は営業時間9:00~19:00に延長されますんで,
昼間あきらめて芝生で昼寝して,夕方楽しむことをお勧めします。

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2004年9月 2日

◎目撃著名人ドキュン2

まだまだいました著名人&VIP。まとめて紹介します。

・「やるせなす」の前に出ない方

 フジテレビ「晴れたらいいね!」の収録で来館。
 やるせなすというと,石井ちゃんです!と言って
 前に出てくる人のイメージしかないんですが,
 最近は後ろにいる方(中村さんという)がピンで
 売れているそうです。
 
 実際目の前で裏口から出ていくところを見たのですが,
 ええと,芸能人オーラをまったく感じなかったです。
 一緒に出てきたフジテレビの女子アナの方のほうが,
 なんかいろいろオーラ出ていたような。

・井出らっきょさん

 「花博夏祭り」でうちのパビリオンは,展示されていたモノを
 そのまま売ってしまおうという「○得オークション」という企画を
 実施しました。それのオークショニアとして登場したのが
 らっきょさん。事務局の催事ディレクターの人と飲み友達
 なのだそうですが,ほとんどロハで,うなぎおごるだけで(?)
 出演してくださったそうです。いい人。
 個人的なイメージは「ブリーフ姿で酒飲んで踊る人」だったのですが
 (偏りすぎ),実物は小柄で色黒,健康的,若々しい男性,という感じでした。
 まぁ,こちらはらっきょさんを見ようと押しかけるお客さんの整理誘導に
 必死だったわけですが。


・辰巳 琢郎さん
 
 普通のお客さんとして,グラサンかけてご家族で来館。
 「いや~これはおいしそうだ~」などとレポートは,していません。

・大槻 ケンヂさん
 
 実際に見ていないけど,無線で「今出口から出てきた」と一報がが入る。
 大槻教授と一緒だった,と,んなわけない。

・華道 岩月水流の家元の方

 華道はよく知らないけど,有名人に違いない!
 なにしろ,ブランドでまとめた上品なイタリア人みたいな
 格好だったし,そのわりにスタッフにとてもフレンドリーで,
 最終日にはなんと高級そうなシュークリーム50個
 差し入れしていったのだから,間違いない!
 ごちそうさまでした。

・石川静岡県知事

 視察,というわりには軽装で普通のお客さんに混じって登場。
 知事からも,スタッフの為にとペットボトルのお茶を差し入れして
 いただいたのですが,シュークリームに比べると不評
 もらっておきながら,うーん。

・亀井農水大臣

 こちらはかなり大ごとな視察。
 なにしろ,大臣の為にお客さんの入場一時止めました。
 当然並ぶわ待たされるわのお客さんからは不平が続出して,
 「うちの選挙区なんだよ,次の選挙では(票を)入れねえな」
 などとまで言う,おじさんまでいました。
 こんなことが,投票行動に影響するようです。


県知事や,大臣まで来られたわけですが,
それどころでない,とんでもないVIP中のVIPが一度
来館されたことがあります。
もぅー今後ありえそうにない規模のVIP待遇で・・・。
それはまた次の日誌で。

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2004年8月24日

◎目撃著名人ドキュン(補完版)

 突然ですが,うちのパビリオンで見かけた著名人の方々
について書きます。

あらためて言うと,浜名湖花博は正式名称
「しずおか国際園芸博覧会」,
万国博覧会に次ぐ規模の国際的なビックイベントです!
著名人が多数やって来る思ってたのですが
それほどでもないような。


・假屋崎 省吾さん
 この方は,隣のパビリオン「庭文化創造館」の展示の
 プロデュースをしていたこともあり,しょっちゅう見かけました。
 うちのパビリオン内を大またで歩きまわり,
 「まぁ~!こっちにもお庭があるのね~」などとおっしゃるのが
 聞こえてきたり。
 
 とにかく忙しいからか,歩くスピードがめちゃくちゃ速い。
 目の前50センチぐらいをズバッと通り過ぎていったときは
 さすがにびびった。
 言葉はおねぇ系だけど,目の前で見た印象は
 「ひげが濃くて不健康そうなおっさん」でした。
 大変ですよね芸能人って。

・鈴木 亜久里さん
 見ました,私は確かに見ました。アグリさんがうちのパビリオンの
 出展者控室を特別にパテーションで区切って使っていたときのこと。
 アグリさんのお付きの人が,私に喫煙が可能か尋ねてきて,

 お付:「ここって喫煙は・・・」
 ひらた:「すいません,ここは全館禁煙です」

 と,言ったときには
 アグリさんはすでにタバコに火をつけていたのです。

 お付き:「喫煙所はどこかありますか?」
 ひらた:「ええ,あの~事務局の裏手にですね・・・云々」
 お付き:「わかりました」
 
 で,いったん火を消し外に出るアグリさん,
 しかし,そこ(屋外の裏動線通路)で吸い始めるアグリさん。
 伝わってねぇじゃん!見えなきゃいいってか!
 あなたは高校生ですか!
 それにしてもなんでそんなに色黒なんですか!

 しかし,VIP待遇の人にそこまで注意する権威も度胸もなく(弱気),
 とりあえず事務局出展ディレクターの方に報告したところ,

 D:「しょうがないねぇ~,どこかに捨てられてもなんだから,
   灰皿持っていくよ」
 
 ということで花博の全会場禁煙というルールは
 鈴木亜久里さんクラスのVIPに敗れました。

 蛇足。
 なぜ花にも緑にも無縁そうなレース業界の方が,
 なぜ花博に来たのか?それは,アグリさんは
 発展途上国の農業支援とか緑化を目的にした
 NPO法人の理事長であって,それで来ていたのですが
 (お客さんに花を配ったり握手とかしてた)
 それについて,
 名前がアグリだから,アグリカルチャーなのか(agriculture)?
 と私思ったんですが,間違ってますか,そうですか。

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◎残り50日

 こんにちは処暑。もう処暑ですよ二十四節気の一つの処暑。
処暑という言葉を使いたいだけです処暑。

夏も終わりが見えてきて,花博の仕事もラストスパートの
時期にさしかかろうとしています。
夏の大変な時期のピークとして,先日の金・土・日は夜間営業という,
スタッフにとっては悪魔のような過酷な企画がありました。
その名も「花博夏祭り」。

営業時間は9時半から20時半の11時間,
しかしスタッフを絶やしてはいけない時間帯は
8時半から21時半の13時間です。もちろんアルバイトスタッフは,
早番と遅番(と遅番残業組)に分けて働いてもらったですが,
ひらたの場合そうもいかず,3日間ほぼフルタイム勤でしたよ。
フルフル。

営業時間後に翌日の配置とか考えるんですが,それがどうも
後後にずれ込んで,パビリオンの事務局の人が皆帰る時間に
なっても終わらなかったりしました。
当然セキュリティの関係上事務局の人でないと施錠は
できないわけで,俗に言う(言わないけど)「ひらた待ち」の
状態になったりしました。ひー。

まぁそんな三日間も過ぎて
(結果的に花博夏祭りは花火とともに盛況で終わりました)
今日で残りが50日となりました。不安はつきませんが、
惰性で乗り切りたいと思います。

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2004年8月14日

◎「潮干狩り寸前です」

花博は,お盆休みでお客さんが増えています。

それと同時になぜか不審者も増えているそうで,
うちのパビリオンでも,先日夕方スタッフが手薄な時間帯を
狙うかのように男女一ずつの不審者が出没しました。

どうも,スタッフが絡まれるケースが多くてこれはまずい,
ということで,
不審者を目の前にして無線で
「不審者がいます」「不審者発生」などと言えない時のための
隠語をチーフディレクターの方が考え,朝礼で発表されました。

「潮干狩りの季節がやってきました」
 
だそうです。いや本気です。

で,さっそくその日に,
ノースリーブのシャツに,ものすごく短い短パンに,
紺のハイソックスと革靴

という姿のお客さんが来場されて,一瞬迷いましたが,
まぁファッションだと判断してそのまま進んでもらったのですが,
先の部屋にいる女性スタッフが反応して,

スタッフ:「Bスペースの△△より無線各局へ。えー不審な方が・・・います。
      短パンに革靴姿の男性で,ぶつぶつと・・・何かしゃべりながら
      私のすぐ目の前を通過しました」

チーフ:「えー,それは・・・今潮干狩り状態なのかな」

スタッフ:「いえ,違いますが雰囲気がおかしかったので」

チーフ:「そう,了解。確認に行きます。スペースEは○○くんかな,
     入ったら教えて」

スタッフ○○:「○○了解です」

ひらた:「ひらたです。補足ですが,その人,短パンに紺のハイソックス,
     革靴姿で,しかも無駄毛処理バッチリで,かなり異様な容貌です」

チーフ:「あそうー・・・でもまぁ潮干狩りじゃないよな」

ひらた:「そうですね,潮干狩り寸前ですね」

チーフ:「了解」

などという会話が,無線で飛び交いました。
会話だけ読む限りは,愉快な現場ですこと。

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2004年8月 7日

◎三大落し物

うちのパビリオンの床には様々なものが落ちております。

その1 ハンドタオル,ハンカチ

まぁこれは暑いから,仕方ないんですが晴天日は特に
ポロポロと落ちてます。

しかも,目の前でおばあちゃんが,
 ポーチからそれを取り出す
 →汗をふく
 →しまう(しまおうとする)
 →が,目測を誤ってそれはポーチに収まることなく重力のまま
  床に落下する
 →その事実に気づかずおばあちゃんはそのまま前方に進む
 →それは床に取り残される
というパターンが非常に多いんですが,これは何故なんでしょうか。

「展示物(お花)を見ながら,手探りでハンカチを取り出し,
額の汗をぬぐったのち,所定の場所に戻す」
うーん難しい。やはり人間はそれほど器用にできてないということか。


その2 カメラ・デジタルカメラのケース

あのですね,このカメラのソフトケースというのは,
カメラ本体を保護する目的よりも,
忘れていく為に存在するんじゃないかと,
私,たまに,思うんですがいかがでしょうか。
(雨の日における折り畳み傘の袋なんかも同じですね)

「展示物を見定めた後,恭しくカメラをケースより取り出し,
アングルを決め,撮影し,そしてその場を去る」
「ケースは残される」
うーん。
やはり人間は(以下略)


その3 各種ガイド,ビラ,パンフレットなど紙類

あのーですね,私思うのはただ一点,

結局落としていくなら,もらわなきゃいいのに。

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2004年7月23日

◎4年生・6年生・8年生

あまりにグチなの(ひとつ前の記事)がてっぺんにくるのは
なんかヤなので,もひとつ書きます。

今日は休日でした,が書いている今はもう翌日の深夜3時。
久しぶりにキタ,眠れない夜です。そういう夜はWEB日誌書く
ぐらいしか対策がありません。どうする,明日は普通に6時半
起き,なはずなのに。まぁいいか。

今日聞いたニュースで一番驚いたのは,
大学の同級生が自分の所属していた研究室に配属される,
ということです。わかりにくいですね。

つまりいうと,
大学七年目の元同級生が今三年生で,後期より自分の所属
していた研究室に配属される

ということです。

大学に6年いた自分と入れ替わりで入ってくるとは,すげぇ。
しかも,同じサークルの四つ下の後輩(三年生)が研究室にいたりします。
もはやその子から見ると先輩というよりOB,でも同級生。すげぇ。

彼はこれから,8年目での卒業を目指すわけです。
ずっと知っている私は複雑な気持ちですが,応援したいです。
しかし,まさしく50歩100歩で,二留した自分は何も言えません。

大学を4年で卒業する人と,6年で卒業する人(留学とか抜きで,惰性で)
の差は,はっきりしていると思いますが,
6年と8年というのは紙一重で分かれることなのかも,と思います。
彼と私の立場が逆でもぜんぜん不思議じゃない。

複数年留年する人は,基本的に無気力で近い将来のビジョンがない,
なんてことが共通項としてあるんじゃないかと思いいます。経験上。
じゃあどこで2年の差が出るのか。
結局「いい出会い」があるかどうかじゃないかなぁ,と思います。
自分で書いててむずがゆくなるような言い方ですが。

自分は本当にたまたま,いい師匠,同僚,後輩,+αに恵まれた。
一人じゃなんもできなかったす。
とにかく惰性と悪循環で留年している人は,人間関係の中に
飛び込んでいくしかない。
前の記事で書いたとおりへこたれ気味なので,
3月~4月頃のイケイケドンドンな感じのメールのやり取りを読み返してたら,
そんなことを思いました。

なんで朝方にこんな真面目なこと書いているんだろうーか。

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◎息継ぎの少ないクロール

↑で,泳いでいるような気分です。

花博も折り返しターンを過ぎて,残り八十数日,ゴールは確実に見えています。
しかしキツイ。

7月に入ってからの,鍋の底のような会場の暑さ,に加え
営業時間延長,めっきり減った入場者。

悪条件が重なっているため,自分を含め,スタッフのモチベーションの
維持が難しい。
そして,最初のころは「仕事できない人」が問題だったのが,
最近はむしろ「仕事できる人」の方が問題です。
ごくごく,一部の人のケースですが

・ケース1
 「仕事できる人」から,こちらへの要求が増加
 →私,全部は聞いてられない
 →できる人,不満たらたら
 →できる人,明らかに仕事の質が下がる
 →私,注意する
 →関係悪化して悪循環

・ケース2
 できる人,周りへの影響力を持つようになって
 (あるいは持ちたくて),私や事務局スタッフへの不満を散らす
 →スタッフ全体に上への不信感が募る
 →スタッフから文句が増える
 →スタッフ,モチベーション下がる
 →私,まいる

5月に辞めてもらった人は,まさしくケース2になりかけでした。
あまりにあることないこと(ないこと90%)言うので,
どうしようもなく,現場から去ってもらいました。
もちろん,まったくの独断ではなくパビリオンの事務局の方と相談し,
いろいろなスタッフから裏を取って,一週間考えた結果のことでした

うまく抑えることができなかったのは,それはもう私の力不足ですが,
それにしても,そのことについて会社サイド(それも花博にまったく
タッチしてない先輩)からきつめに説教されたことは,
もぉー意欲50%減,うす塩,でした。

そのこと(4行上のこと)と同じような状況が最近あって,
もぉぉー相当な%減,当社比,でした。
なにしろスタッフから直接社長に電話して,私への不満を
ぶちまけてるから効き目抜群です。(直接私に言えばいいのに。。)
そういう時に信頼されているかどうかが出るんだと思います。
で,まあ信頼がなかったと。

現場にいない人からとやかく言われると,腹が立つ前に本当に,
意欲がひゅるひゅるとしぼみますね。

自分含めた運営スタッフに対して
クライアントである,館のディレクターからのクレームは
なきに等しいんです。これは自信もって言えます。
なのに,どうも身内で足を引っ張り合ってるような気がしてならない。

難しいもんです。

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2004年6月 4日

◎最近のテーマ

最近の私のテーマは「中庸」です。

4月ごろのテーマは「ガンガンいこうぜ」だったのに,
まったく弱気になったものです・・・。

例えば,あるバイト君に対して10言いたいことがあったら,
8は飲み込んで2ぐらいにしとく!
逆に10何か要求があったら8聞いて,2はなだめる,
あるいはごまかす!

まったく弱気に・・・。

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